小説家を目指すなら、必須のスキル

突然だが、右のyoutube動画を見てほしい。

これは、タイピング練習ソフト「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」というゲームのプレイ動画だ。

ご覧の通り、プレイヤーのタイピング速度はかなり早い。

しかし、だ。

あなたが本気でラノベ作家を目指していて、それで生計を立てたいと思っているのならば、この動画のプレイヤーと同じくらいのタイピング速度が求められる。

そのためには、キーボードを見ずにタイピングする「タッチタイピング」をマスターする必要があるのだ（昔はブラインドタッチという呼び方だったが、今は「タッチタイピング」の呼び方で覚えよう）。

「タッチタイピング」は、作家を目指すのなら必ずといって良いほど習得していなければならないスキルであり、厳しい言い方をすれば、これができなければお話にもならない。

小説家という職業が量産を求められる事に加え、今では手書き原稿を受け付けてくれる出版社はかなり少なくなってきている。大手のライトノベルレーベルでは「電撃文庫」くらいである。

それでなくとも、執筆スピードが圧倒的に速いこと、修正が容易であることなど「タッチタイピング」を使ったPCでの原稿執筆のメリットは図りしれない。

「タッチタイピング」の習得方法は大きく分けて２つ。タイピング練習ソフトを使った「独学」か「教室に通う」である。
ちなみに、エロゲータイピング練習ソフトも存在しており、本記事内で紹介する

チェックポイント！

スクールに通う

もしもスクールに通う余裕があるのならば、是非ともお勧めしたい。

スクールに通うメリットは「短期習得」と「変なクセが付きにくい」ということである。

「短期習得」に関して、スクールに通うと早い人ならば３日で習得してしまうこともある。そこまでではなくとも、独学よりも圧倒的に短期間での習得が期待できる。

また、「変なクセが付きにくい」に関しても、しっかりした指導を受けていない人はそれなりに速くタイピングができても、独自の変わったクセがついてしまうことがある。

しっかりと「ホームポジション」の基本を叩き込んで正しい指導を受けたほうが将来的にタイピング速度に雲泥の差がでるのだ。

独学

特に忙しい社会人には、お金はあっても時間がとれない人も多いだろう。

そんな場合は独学で習得するしかない。

とはいっても、そんなに悲観する必要はない。今は優秀なタイピング練習用ソフトが多数発売されていて、それを適切にこなしていけばスクールに通うのと同じくらいの効果を上げることはできる。

筆者がお勧めするタイピングソフトは、本コラムの冒頭動画でも登場した「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 」だ。

元々はガンシューティングとして、ゲームセンター等で人気を博していたゲームだが、それのタイピング版だ。

襲いくるゾンビが攻撃してくる前に、ボックス内に指定された文章を打ち込むことでゾンビを撃退しながら進んでいくというシンプルなシステムだが、かなり楽しめる。

適度な緊張感と集中力を必要とする本ソフトで練習すれば、楽しみながら「タッチタイピング」を習得できるはずだ。

エロタイピング練習ソフトもある！

さて、本記事の冒頭で予告したエロゲーのタイピング練習ソフトを紹介しよう。

あまり存在は知られていないが、タイピングをしながら進めていくエロゲーが実在する。

「Milkyway 」というエロゲーのキャラが登場する「いちご打」や、囚われの姫を救出するというオーソドックスなストーリーの「プリンセスメモリートゥルータイピング 」。

さらには直球タイトルの「ちちうち」や、ゲーム内のハッキングシーンでタイピングすることでスーパーハカー気分が味わえる「Nor」などなど、その種類も豊富だ。

いずれも18禁なので、エロゲー好きな方なら必ずや楽しめる。ただし古いソフトも多いので、使用環境に注意だ。

まだまだたくさんのソフトがあるので、こちらのAMAZONページで、お気に入りのエロタイピングソフトを探してみよう。

まとめ

いかがだっただろうか。

筆者は小学生のころ、両親に無理やりタイピングスクールに通わせられ、１日８時間のスパルタ教育を受けることで３日でタッチタイピングをマスターすることができた。
現在のタイピング速度は「６文字/秒」だが、これよりも遅い人は、まずはこの数字を目指してほしい（筆者も速度向上に向けて、日々修練を積んでいる）。

筆者はこのサイトの記事を１つ作成するのに、およそ３時間かかっている（記事の内容を考えるのに１時間、実際に文字を打ち込むのに１時間、画像の貼り付けやリンクの整理などで１時間）。 もし筆者がタッチタイピングができなかったら、あと２時間は余分に時間を取られていただろう。

たとえ小説家にならなくとも、タイピングが速いと人生のあらゆる点で得をすることができる。 是非とも習得したいスキルだ。

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